腱鞘炎について

腱鞘炎は、文字通り腱鞘と呼ばれる組織に炎症が起こる病気です。腱鞘は、骨と筋肉を繋いでいる腱を包み込んでいる組織で、腱がスムーズに動くようにサポートする役割を担っています。この腱鞘と腱がこすれ合って炎症を起こした状態が腱鞘炎で、痛みや腫れなどの症状が現れます。

また、腱や腱鞘は全身の様々な部位に存在しますが、炎症は主に手首や指に起こります。
 

腱鞘炎の原因について

腱鞘炎は、主に手首や指の使いすぎにより、腱と腱鞘に過剰な摩擦が加わることで引き起こされます。そのため、パソコン作業や楽器の演奏、ラケットなどを強く握るスポーツ、育児などを行っている方に発症しやすいです。近年は、長時間のスマホ操作によって発症する方も増えているので注意が必要です。

また、腱鞘炎は手首や指を酷使していない方にも起こるため、加齢やホルモンバランスの変化といった要因も関与していると考えられています。
 

腱鞘炎の症状について

腱鞘炎を発症した場合、患部に痛みや腫れ、発赤などの症状が現れます。加えて、炎症によって腱がスムーズに動かなくなるので、手首や指が動かしにくくなるのも特徴です。 腱鞘炎の一種であるばね指では、発症した指が動かしにくくなるとともに、動かそうとした際にばねのように指が伸びる症状が現れます。

また、ドケルバン病では、患部にガングリオンと呼ばれるしこりが発生して母指が動かしにくくなるという特徴があります。
 

腱鞘炎でお悩みの方は当院にお任せください

腱鞘炎は、デケルバン、ばね指といった様々な症状になりますので、違和感を感じたらお気軽にご相談ください。あなたのご来院心よりお待ちしております。

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