ストレートネックとは、首の骨が通常7つあるのですが、その7つの骨が斜め前に一直線になっている状態を指します。正常の首は滑らかに前方凸にカーブをしていますが、繰り返し長時間のうつむく姿勢が続くことで、それが癖ついてしまうとストレートネックとなってしまいます。
特にスマートフォンが原因となることを「スマホ首」と最近では呼んだりします。スマホ首がひどくなるとストレートを通り越して、首の骨の並びが後方凸になる方もいらっしゃいます。
ストレートネックの症状と原因
主な症状
・首・肩こり、背中の張り
・血行不良、頭痛、眼精疲労
・安静時痛、寝違えの原因になる場合がある
さらに重症化すると首の骨の変形、手足のしびれ、頸椎ヘルニアになることもあります。
原因
・デスクワーク、パソコン、スマートフォンなどの長時間使用による姿勢の悪化
・猫背姿勢
・長時間同じ姿勢でいることで起こる関節可動域の減少
・長年の首、肩回りの筋肉の硬さ
当院で行う「ストレートネック」の施術
姿勢分析
まず【姿勢分析】を行い、正しい姿勢「ゴールデンライン」をお伝えします。
立位
ゴールデンラインというものがあり、横から見た際の「耳・肩・股関節・膝・足首」が一直線になっているといい姿勢となります。この姿勢が保てると、頭痛や腰痛、肩こりなどの体の不調の80%以上が改善されるといわれています。
ゴールデンラインというものがあり、横から見た際の「耳・肩・股関節・膝・足首」が一直線になっているといい姿勢となります。この姿勢が保てると、頭痛や腰痛、肩こりなどの体の不調の80%以上が改善されるといわれています。
座位
椅子に腰かけ、横から見た姿勢で「耳・肩・股関節」が一直線になっているといい姿勢となります。
椅子に腰かけ、横から見た姿勢で「耳・肩・股関節」が一直線になっているといい姿勢となります。
スカプラ整体
次に、当グループ独自の【スカプラ整体】で、問題の筋肉・関節だけでなく、体の軸となる骨盤から整えていきます。
首や肩の硬さはその部分が必ず原因ということではありません。人間の体には筋膜というものがあり、頭のてっぺんから背部を下がっていき、足首まであります。そのため、背中周りや腰、下半身の筋膜の滑走が悪いことから不調が出ることもあります。
① 【筋膜リリース】
仰向けで後頭部に手を当て、施術者が指で角度を微調整しながら誘導し、筋膜の施術を行います。筋膜を緩めることで首の可動性をさらに高めます。
仰向けで後頭部に手を当て、施術者が指で角度を微調整しながら誘導し、筋膜の施術を行います。筋膜を緩めることで首の可動性をさらに高めます。
② 【深層筋へのアプローチ】
首周りの痛みを伴っている場合は、特殊な電気療法や、猫背矯正、鍼治療を組み合わせたメニューもございますので、患者様お一人お一人の症状に合った施術をご提案します。
首周りの痛みを伴っている場合は、特殊な電気療法や、猫背矯正、鍼治療を組み合わせたメニューもございますので、患者様お一人お一人の症状に合った施術をご提案します。
運動療法
① 等尺性運動
両手を頭の後ろで組み、頭を後ろに倒します。それに対して手で抵抗を行います。実際に関節を動かすわけではないので、少しわかりにくいかもしれません。
両手を頭の後ろで組み、頭を後ろに倒します。それに対して手で抵抗を行います。実際に関節を動かすわけではないので、少しわかりにくいかもしれません。
② 肩回し
指で両肩の服の肩先をつかみ、肩甲骨をしっかりと動かすように肘で大きく円を描くように回していきます。前回し、後ろ回しを4回ずつをこまめに1日6セット行いましょう。
指で両肩の服の肩先をつかみ、肩甲骨をしっかりと動かすように肘で大きく円を描くように回していきます。前回し、後ろ回しを4回ずつをこまめに1日6セット行いましょう。
ホームケア指導
普段のいい姿勢の取り方や、自宅でできるセルフケア(上記の運動療法など)をお教えいたします。
ストレートネックは当院にお任せください
骨が変形してしまったものは正直治せませんが、首肩周りの筋膜、筋肉の柔軟性や可動域改善、そしていい姿勢を保つための体づくりをすることで、痛みのコントロールすることは可能です。
ストレートネック(スマホ首)や眼精疲労、首の痛みなどの症状でお困りの方は、まずはご連絡ください。