2010/10/08 (更新日:2010/10/08)
慶大ルーキー児玉、初スタメンだ/関東対抗
ラグビーの関東大学対抗戦で10季ぶりの優勝を目指す慶大のルーキーWTB児玉健太郎(小倉)が、10日の立大戦(熊谷)でスタメン入りを果たす。すでに途中出場で2トライと活躍する18歳がトライ量産を狙う。
伝統のタイガージャージーの11番を手にした児玉は「初先発の緊張より選ばれた誇りを感じる」と7日の練習でも意欲的なアタックを披露。デビュー戦と なった先月25日の日体大戦では途中出場した26分間で2トライ。1試合に換算すれば6トライ分の活躍だ。同じ1年生FB宮川尚之のトライもアシストする 活躍に、林雅人監督(48)も「思い切りがいい。何かを持っている選手」と先発投入を決めた。
成蹊大、日体大に連勝したが、1試合の平均得点38は早大の63点、帝京大の55・5点に及ばない。王座奪還には得点力アップは欠かせない。先発へ向け て児玉は「WTBなのでトライを取ることは意識したい」。小倉高-慶大の先輩で、現在三洋電機で活躍するWTB山田章仁(25)にあこがれるルーキーが、 先輩ばりの快足と奔放なアタックを武器にチームの得点力を押し上げる。 (ニュースより)