2010/10/08 (更新日:2010/10/08)
裁判員裁判:地裁 被告の少年に懲役4~8年 無免許事故で判決 /千葉
10月6日(水)
◇危険運転致死傷
乗用車の無免許運転で事故を起こし5人を死傷させたとして、危険運転致死傷罪などに問われた横芝光町の無職の少年(19)の裁判員裁判で、千葉地裁は5日、被告の少年に懲役4~8年(求刑・懲役5~10年)の不定期刑を言い渡した。
判決で小坂敏幸裁判長は「無謀な運転で結果は重大。動機や経緯に同情の余地はない。反省の言葉を述べているが被害者への弁償が十分でない」と厳しく指摘。その一方で「未成年で更生環境が整っている」とした。
判決によると、少年は09年7月20日午後2時55分ごろ、横芝光町の道路で乗用車を無免許で運転し、制限速度40キロの右カーブを100キロ超で曲がろうとして反対車線に飛び出し対向車と衝突。運転手の男性(55)を死亡させ、4人を負傷させた。 (ニュースより)