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ラグビー 仲間支えに再トライ 酒気帯び運転の元日本代表

 3月に酒気帯び運転で追突事故を起こし、プロ契約を破棄された7人制ラグビーの元日本代表、フォラウ愛世(マナセ)選手(29)が20日、9カ月ぶりに 公式戦に出場した。事故後はざんげと自責の日々。妻と幼い子を抱え途方に暮れていた時、高校の後輩が仕事を紹介してくれた。別の後輩はクラブチーム入りを 勧めてくれた。「このまま終わるにはあまりに惜しい」。そう言ってくれる仲間たちへの感謝を胸に、再び楕円(だえん)球を追い始めている。【早川健人】

 トンガ出身。16歳で来日し、埼玉工大深谷高(現正智深谷高)時代は大阪・花園の全国大会に3年連続出場。2年の時は準優勝した。埼玉工大に進むと15人制で21歳以下の日本代表に選ばれた。

 06年には愛知のチームとプロ契約。3年前には高校の後輩の女性と結婚し、日本国籍を取得した。「世界で戦う」という一念から名前に「世」という字を入 れた。昨年末香港であった東アジア競技大会7人制に日本代表として出場して優勝に貢献。さらに今春、福岡のチームへの移籍が決まった。

 福岡へ向かう前日の晩だった。送別会でビールを飲んだ。仮眠を取って3月9日朝に車で出発したが、埼玉県熊谷市内の国道でトラックに追突、運転手に軽傷を負わせた。呼気からアルコールが検出され、現行犯逮捕された。

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