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行田の男児ひき逃げ:歩道なく「危ない」 住民、整備求める声 /埼玉

12月7日(火)

 ◇昨夏も男性被害
 6日朝、行田市南河原で、登校途中の市立南河原小4年の男児(10)がトラックにひき逃げされ、意識不明の重体となる事件があった。現場の県道に歩道は なく、約10メートル離れた場所では、昨年8月にジョギング中の会社員がひき逃げされ重傷を負う事件が起きていた。周辺住民からは歩道の整備を求める声も 上がっている。
 行田署によると、事故は6日午前7時半ごろ起きた。近くの男児が道路右側を歩いていたところ、対向して走ってきたトラックにはねられた。
 男児は小学2年の弟と小学1年の女児の計3人で、約1キロ先の学校に集団登校するための集合場所に向かう途中で、先頭を歩いていた。女児の祖父(75)によると、トラックは女児が背負っていたランドセルにも接触したという。女児と弟にけがはなかった。
 現場は中央線のない幅4・7メートルの直線道路で、車道の端に白線は引かれているものの、本来、歩道にあたる部分の幅は数センチしかなく、田んぼのあぜにつながっている。
 行田署によると、逃げたトラックはパネルトラックと呼ばれ、荷台部分がパネルで覆われたタイプ。前面は白色とみられ、同署は道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転過失傷害容疑でトラックの行方を追っている。
 市立南河原小の泉田充以(みつい)教頭は「(現場道路は)集団登校のために集合しやすく、安全だろうということで通学路に指定している」と話す。しかし 近くの女性は、「あの道は抜け道にもなっていて危ない。『怖いな』と思っていた」と明かす。現場に駆けつけた近くの自営業の男性(72)は「普段からト ラックが多い。子どもたちのためにも歩道があれば」と話した。
 一方、昨年8月23日未明には、現場から約10メートル離れた同じ県道上で、ジョギングをしていた男性会社員(当時25歳)が後ろから走ってきた車にはねられ、胸などを打つ3カ月の重傷を負った。行田署がひき逃げ事件として現在も捜査している。
 県道を管轄する行田県土整備事務所(行田市長野)によると、数百メートル離れた隣接地区では、住民の要望を受け、道幅を60~70センチ広げる工事を始める予定という。担当者は「(事故現場も)早急に対応できることがないか検討したい」としている。         (ニュースより)

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