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失語症:患者と家族、念願のプロ野球観戦 ナゴヤドーム、3時間のゲーム堪能 /三重

9月14日(火)
 失語症の患者と家族などで作る「桑名失語症渡しの会」(林淳蔵会長)の会員が12日、名古屋市のナゴヤドームで念願のプロ野球を観戦し、3万余の大観衆と一緒に約3時間のゲームを堪能した。
 野球観戦は月に1回実施している会の交流会で、野球好きの会員から「ナゴヤドームで野球を見たい」の声から始まったという。約1年前から準備が始まり、 参加者の中には車椅子の人もおり、何でも挑戦しようと、ドームでは一般の人と一緒に観戦し、移動も元気な時は自由に乗り降りしていた電車とバスを利用、小 旅行を楽しむことにした。
 観戦したのは、患者と家族や付き添いなど17人。JRとバスの2カ所の乗り換えも円滑に行われ、ドームにはほぼ予定通りの時刻に到着した。一行は用意し た「桑名失語症渡しの会」など3枚の横断幕を掲げ観戦した。約3年前に罹患(りかん)したという男性(75)は「久しぶりに野球が見られてうれしい。会の おかげです」と喜んでいた。
 林会長は「みなさん喜んでくれて大成功でした。このような行動が失語症で悩んだり、苦しんでいる人に会の存在を知ってもらう機会になれば」と話してい た。失語症は、脳梗塞(こうそく)や脳内出血などの病気や交通事故などの後遺症で、文字が読めないや書けない、言葉が話せないなどの障害が起きる。同時に 手足なども不自由になる人もいる。言語聴覚士らの指導でリハビリに励み、改善している人も多い。

(ニュースより)

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